40代からのボクシング 第64話『ジム103〜107日目:0に戻す』

ファイティングポーズ。

試合の中でもっとも使っている時間とは?パンチを打っている時間?防御している時間?いやはや、もっとも長い時間そうしているといわれるのはファイティングポーズ。トレーナー氏監修のもと、改めて見直しました。

攻防一体、攻防兼備、を実現するためには、攻めるときには飛び込み、相手が攻めてくるときには相手のパンチの届くエリアにいないというのが理想とのこと。かつ、防御のための防御はいらない、あくまで攻防一体、攻防兼備。

ファイティングポーズを0として、ジャブを1、ストレートを2とします。1を打とうが、1,2を打とうが、その先どんなコンビネーションを打とうが、打ち終わりには必ず0に戻る。フラットのファイティングポースに戻る。それが大事。崩れていては何ともならん。0に戻っているからこそどんな対応もできる、のだと。

そして、それを体現すべく伝授していただいたのが、右足の使い方

打ち終わりに相手のエリアから離れるべくバックステップする意識をしているのですが、その際、右足のかかとをつけてしまうことが多くなっていました。かかとがつくってことは軸が後ろにいってまっとるってこと。軸が本来あるべき位置からずれてしまっとると、もうなんともならないのです。ゆえに0に戻す。そのためには右足の向きを開きすぎぬよう、頃合いの角度でとめ、つっかえ棒のような役割として機能させる。そうすることで重心が後ろにいきすぎず0になれる。そんな練習をひたすらしております。軸、それが大事ですね。

あと、スタンスが広くなりがちな癖があるようなので、その修正もやっていきます。もちろん他にも気をつけにゃあならんことは山ほどあるんですが笑。ひとつひとつやってくべしですな。意識すること、それが大事ですね。

それが大事。一番大事。そのフレーズから紐づけられるのはやっぱりこの曲。昭和生まれならみーんな聞いたことあるんじゃないでしょうか。 ネクストソング、大事MANブラザーズバンドのヒット曲『それが大事』。

はい、打つべし打つべし打つべし。


つづく

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